T's Weblog

プラネタリアンとしての活動を中心に、ぽつぽつと書き留めてます。

4D公演 2009/10/18

今日も、4Dシアター上演を行ってきました。
 
自分が担当したのは、お月見にちなんだ「月たちの物語」。
先月初公開したものを、少しだけ短くして再上演に臨みました。


___________
■「秋のお月見」プログラム
このストーリーのポイントは、「天文学者が紐解く、月たちの物語」 

普段、天文学者たちが自らおとぎ話の語り部のように、物語を
語ることはあまり見かけません。 でも考えてみれば、天文学の
研究者たちって、ちょっと不思議でロマンチックな星空の物語を
現代ならではの方法で、日々解き明かそうとしてるわけですよね。

天文・宇宙に限ったことではないですが、科学者たちの研究成果
を、こうして物語として味わうことこそ、実は科学の醍醐味なんだ、
とも思うんです。 そんな気持ちをいろんな人と共有できたらいいな、
ということを、シナリオを作りながら強く感じました。



おそらく遅めの時間帯(15時スタート)の上演だったこともあり、
お客さんの入りは会場の半分程度でした。14時の回では子供たちが
多かったのと比べると、15時の回は大人の方がずいぶん多かったようです。

プログラムの内容も、やや大人向けな感じなので、ちょうどよかった
かな。

上演中は、みなさんかなり静かで、実際どれだけ楽しんでくれて
いるか少し心配でした。 でも、アンケートをチラッと見た限りでは、
ストーリー展開なども含めて楽しんでいただけてたみたい。


秋の話題ということで、ひとまずは9月と10月のみの公開予定なので、
今回以降はしばらくお蔵入りとなります。
前回の日食につづき、季節モノでシナリオを作りましたが、やはり
季節に合った話題は、みなさん興味も持ちやすいし、作る側としても
話す内容を絞りやすいので、なかなか良いもんですねー。。



________
■4Dシアターの運営

今年のゴールデンウィークあたりから、なんとか毎月1~2回程度
の一般公演をやってきました。 今日の公演は、その定期開催
がだいぶ板についてきたなぁ、というのを感じました。

その一方で、これからの課題もまた見えてきました。

・プログラムの難易度(対象年齢?)を上手く来場者に伝えて、
 自分の好みのプログラムを選びやすくする。

・ポスターやチラシの広報を、よりスムーズに行えるようにする
 ために、イベント準備のチェックリストなどを作る

・4Dシアタールームの壁などに、4Dの活動の紹介&アピール、
 Mitakaというソフトの紹介、など、4Dシアター自体をより知って
 もらうための掲示物を用意する

・ボランティア仲間を増やす

まず思い当たるのはこんなところ。

これまでの活動が、それなりに上手く工夫しながらいろいろ
積み上げてこれたからこその、次のステージなのだと思います。

引き続き、楽しみながら頑張ろう。 ^^







テーマ:宇宙・科学・技術 - ジャンル:学問・文化・芸術

コメント

昨日、行きました。

宇宙の4Dシアターで検索をしたところ、こちらのサイトを見つけました。昨日の惑星からのお月見、とっても楽しかったです。土星のエンケラドゥスという衛星は初耳でした。
月誕生の巨大衝突説は、図鑑では見たことがありましたが、実際に、溶岩でブヨブヨした地球がグルグルまわって、隕石がぶつかって・・というのを見せていただいて、こちらも本当に感動しました。ありがとうございました。

  • 2009/10/19(月) 21:41:43 |
  • URL |
  • #-
  • [ 編集 ]

ありがとうございます!

コメントありがとうございます!

実際にシアターに来ていただいた方からのメッセージ、嬉しいです!!


今の時代、天文も含めて詳しい情報自体はあちこちに転がってても、それを実感して味わって、ということまでは、そんなに簡単なわけではない気がします。
だからこそ、コンピュータの力も借りて、宇宙空間をプチ体験しながら実感できるのは、4Dシアターならではの魅力でもありますよね。(ちなみに、あの月誕生のシミュレーション、ぼくもお気に入りです^^)


これからも、また新しいストーリーの公開も目指しつつ頑張って行きますので、ぜひぜひ、また足を運んでくださいね!


  • 2009/10/19(月) 22:09:58 |
  • URL |
  • 井上タクミ #enkN.p7c
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そういえば。

こんばんわ。昨日、コメントした者です。あの、質問なのですが、4Dシアターの説明をして下さった青いシャツの方が、「えーっと、3時まで、まだ3分ありますね・・原子時計で進めていくので・・」って仰ったような気がするんですけど、MITAKAを動かすには、原子時計時間できっちり事を運ばないと、なにか都合が悪いのでしょうか?。それとも、単にあの方が時間にきっちりとなさった方で、しかもただの時計ではなく、原子時計時間で進めないと、僕は我慢がならないよ!という、大変几帳面な方なのでしょうか?

  • 2009/10/20(火) 20:29:23 |
  • URL |
  • #-
  • [ 編集 ]

Re: そういえば。

あ、あれはですね、おそらく前説を担当してくれた人がアドリブでちょっとひねりを聞かせた感じで表現していたのでは、と思います。


4Dシアターでは、みんなの腕時計時間だと基準が曖昧なので、いわゆる電波時計というので時間を確認するようにしています。 前説では、その電波時計で確認した時間を、「原子時計時間」と表現していたんだと思います。
(電波時計が受信してる「電波」は、もともと原子時計によって計測された時刻を元にしてますからね^^)

ちなみに、4Dシアター全体としては、上演開始時刻はそこまで完璧にこだわっているわけではありませんが、でも整理券の配布開始時刻については(とくに並んでいる方が多い場合は)、できるだけ正確な時刻に開始するように気をつけてます。


それからもう1つちなみに、、、Mitakaというソフト、すごいソフトなんですが、でも意外と気軽に楽しめるフリーソフトでもあるんですよ!
興味あれば、ぜひ国立天文台のページからダウンロードして、遊んでみてください! 
http://4d2u.nao.ac.jp/html/program/mitaka/

  • 2009/10/20(火) 22:22:34 |
  • URL |
  • 井上タクミ #enkN.p7c
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  • 2009/10/23(金) 23:10:46 |
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