T's Weblog

プラネタリアンとしての活動を中心に、ぽつぽつと書き留めてます。

星空とともに 特別投映イベント

来月で、東日本大震災から5年。

あの日の夜、大規模停電の中で、多くの人が極限状態で見上げた星空は、震災の一つの象徴になったとも言われます。
そんな星空に寄せられた被災者の方たちの想いを、プラネタリウムの星空の元で綴るプラネタリウム番組「星空とともに(仙台市天文台制作)」の投影イベントを、今年も開催します。

====「星空とともに」投映イベント====

◇仙台市天文台「星空とともに」特別投影&ゲストトーク
3月6日(日)15:00~16:30 @山梨県立科学館スペースシアター


http://www.kagakukan.pref.yamanashi.jp/2437

※事前申し込み制です。(2/26締切)


つらい頃を思い出すこともあるかもしれないけれど、それを包み込むように、沢山の人の優しさや温かさ、そして希望を感じることが出来る、ほんとうに素敵な番組です。とにかく、たくさんの方に見ていただけたら、と願っています。
今年は、番組投影に加えて、仙台からゲストもお迎えします。ゲストさんは、まさに地震の瞬間に、仙台市天文台で投影担当をしていたとのこと。その時の様子なども伺いたいと思います。

山梨以外も、今年はさらに上映館が増えそうです。

◇「星空とともに」投映情報2016
http://www.sendai-astro.jp/news/2016/02/2016.html


2/7現在で、すでに20施設。これらのほかにも検討中のところも複数あるようです。


そのほか、番組のことなどを紹介したウェブ上の記事などをいくつか。
・情報ボランティア@仙台
 https://kacco.kahoku.co.jp/blog/volunteer16/41179
・NHKニュース おはよう日本 2015年3月13日(金)
 “あの日”の星空 記憶を胸に
 http://www.nhk.or.jp/ohayou/marugoto/2015/03/0313.html
・コズミックフロント(を見た人たちのツイート)
 http://togetter.com/li/563176?page=11


======== 関連展示 ========

この番組を見て、きっといろんな想いが溢れてくる人もきっと少なくないはず。
番組を見てくれた人が、終わったらそのまま帰るだけでなく、足を止めて思いを巡らすことができる場も作ることができたら…。そんな思いで、上記のような関連展示を企画しました。いろいろなかたの協力をいただきながら、現在も作成作業進行中です。


番組の企画者である高橋博子さんには、仙台以外で番組を共有していただいたときから、様々な形でお世話になっていますが、今回も、ご自身で撮影された写真を提供いただきました。

その他にも、番組関連の紹介をしている白十字社情報誌や、アストロアーツ社星ナビにも、それぞれ展示利用の依頼を快諾いただき、関連の記事を展示として公開させていただけることに。

▽星ナビ 2014年4月号<ニュースウォッチ>
・東日本大震災から3年 仙台発信のプラネ番組が全国で投影
http://www.astroarts.co.jp/shop/showcase/magazine/2014/04/index-j.shtml

▽白十字情報誌hotline<明日への希望 復興レポート1>

「日本へ、そして世界へありがとう。」
http://www.hakujuji.co.jp/magazine/pdf/hotline/201111.pdf

白十字の方も、アストロアーツのかたも、依頼のメールを送ったら、すぐに快諾の返事をいただき、それぞれ番組の趣旨と思いを同じくしている旨のメッセージなどもいただきました。実際に展示のための準備でも、わざわざ展示用に高解像度データを用意したり、一部こちらで編集させてもらったりなど、ほんとうに快く協力いただいています。
協力いただけたこと自体もとても嬉しいですが、それに加えて、同じ思いを共有し、応援してくださっている気持ちを感じ、本当に心が熱くなります。

========== 海 ==========

今年で3年目となるこの番組の投映実施ですが、今回はやっぱり自分にとっても改めて思い入れが強いです。

昨年秋、15年ぶりくらいに、仙台市で以前自分が住んでいた地域(若林区)を訪れ、当時と同じように自転車で近所を回ったり、海まで行ってみたりしました。
自宅(当時)周辺はあまり変わっていなかったけど、やっぱり海までの道のりは、同じではなかった。あんなに気軽に見えていたはずの、実にシンプルな海岸は、いまは巨大な防潮堤で全く見えず。

ある程度予想していたことであはったけれど、、仙台で一番好きだった景色が奪われてしまって、ただ呆然とするしか無かった。その気持ちは、今でもまだ引きずっている気がする。
2015-09-27 113423

その他にも、福島県内で、海岸沿いの施設を訪問したり、原発関連の話を聞いたりする機会もありました。限られた時間ではあったけれど、溢れんばかりの切実な想いを聞かせてくれた現地の人達と直接お会いできたのは、とても印象深かった。いろいろ思うところがあったけど、現地の人達は、<当事者>である自分たちの気持ちが、他の地域の人達にどうしても伝わらない、という悔しさを味わってきたのではないか、と感じるところがあった。

今、そしてこれからの自分にできることは…。必要なのは、何かの答えを見つけるのではなく、自分に問い続けること、かも知れない。仙台の海を、また見に行く日を夢に見つつ。

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